小学5・6年の時の担任は、
少々変わり者だった。
悪さしたら罰として、
特別掃除隊、通称「特掃隊」
として、セイタカアワダチソウを
根っこから抜かされた。
悪さの度合いによって、
抜く本数が違ってくる。
10本~50本くらい。
いったいどのくらいセイタカアワダチソウの駆除に貢献しただろう。
冬になり雪が積もると、
今度は裸足でグランドを
何周も走らされた。
これも悪さの度合いで
何周かが決まる。
体罰に耐え、今のワタシがある。
このコたちは、おそらく一生
セイタカアワダチソウを見ることも、
雪の上を歩くこともないんだろうな。